こころのたね🌱

妊娠中に足がつるのはなぜ?予防と対策

妊娠中はよく足がつる... と妊娠前に周りから話をよく

耳にしていましたが、実際私自身が妊婦になり、妊娠5か月に入ったころから

朝方に足をつり、目が覚める事が多々あります。

そこで、どうして足がつるのか、妊娠中に多くなるのか理由や対策について

調べてみました!!

 

 

 

「足がつる」とは足の筋肉に通常よりも負担がかかり、

極端に収縮してしまう状態のこと。

皆さんもよく耳にする「こむら返り」とも呼びます。

 

スポーツをしている最中や、スポーツをした後に

経験したことがあるのではないでしょうか?

 

私も実際高校のころバスケをしていたので、試合の最中や

試合後に足をつることがありました。

妊婦さんは一般の方よりも、さまざまな要因で足が

つることが多くあるそうです。

 

特に妊娠後期(8か月頃)になると、以前より足がつるという

妊婦さんが多くいるそうです。(妊娠後期になるのが恐ろしい...(笑))

 

 

 妊娠中に足がつる原因

 

1.妊娠中に必要栄養不足

妊婦さんは赤ちゃんをお腹の中で育てるために、一般の方より

多くの栄養素が必要です。

ミネラルやビタミンが不足すると、足がつる原因になることがあります。

 

2.体型の変化

 

妊娠後期になると、お腹の赤ちゃんがおおきくなり、妊婦さんの骨盤は

ゆるんで広がります。

 

お腹が大きくなり、背骨にも影響が表れます。

下腹部が前につき出るため、背骨が通常よりも反ってしまうのです。

身体を支えるために、足の筋肉には負担がかかります。

ふくらはぎは伸びた状態になり、元に戻ろうとして急激に収縮するので、

足がつってしまうのです。

 

3.血流が悪くなる

お腹が大きくなると下半身に負担がかかり、血流が悪くなります。

身体が冷えてしまい、ミネラルが筋肉に届かなくなって不足してしまいます。

 

4.骨盤の緩み

骨盤を柔軟にするホルモンの働きで妊娠後期に入ると、徐々に骨盤が

緩んできます。

骨盤が緩んでくると足の筋肉は引き伸ばされた状態になるのですが、

それに反するようにふくらはぎの筋肉はもとに戻ろうとします。

この引っ張り、引っ張られる状態が、足に負荷がかかるたびに起こることで

ふくらはぎの筋肉は急激に収縮しようとします。

そのため、妊娠中は立ち上がったり座ったりの些細な動きでもこむら返りを

起こしてしまいます。

 

 

 

妊娠中に足がつった時の対処法は?

 

足がつってしまったら、ストレッチをするとよいです。

けいれんがおさまらない場合は、膝を伸ばし状態でつまに向けて、

けいれんがおさまるのを待ちます。

 

妊娠後期の妊婦さんはお腹が大きくなりますので、無理にストレッチを行うのは

やめましょう。

 

温めるなど、血流をよくすることも方法の1つです。

 

足湯

適温に温めたお湯を洗面器などに入れた足湯で、膝から下を

温めると、血流がよくなるのでおすすめです。

マタニティライフを送るのに、子供が生まれる前に旅行にいきたいと

お考えの方は、足湯巡りなどもリラックスでき、楽しめるのでいいかも

しれませんね。ちなみに私も旦那さんを誘って足湯巡りをし、おいしいものでも

食べにいきたいなと考えています。

 

予防策

まずは、妊娠中に消費されやすい栄養素を、しっかり補いましょう。

 

ミネラル ミネラルは骨をつくり、身体の調子を整えます。

カルシウム・マグネシウムカリウムなどをバランスよく摂取しましょう。

 

 

カルシウム 多く含まれる食品...小魚・豆腐・豚肉・牛乳・チーズ・ヨーグルト

などの乳製品

 

マグネシウム 

多く含まれる食品...味噌・納豆・豆類・かぼちゃ・アーモンド

 

カリウム

多く含まれる食品...バナナ・柿・メロン・キウイ・アボガド・豆類・野菜

 

ビタミン

 

ビタミンB1

玄米・豚肉・うなぎ・のり・ゴマ・大豆

 

葉酸

多く含まれる食品...野菜・焼きのり・レバー・ウナギの肝

 

葉酸は妊婦さんにとってかかせない栄養素だといわれています。

いまでは、たくさんのサプリメントも出ているため、積極的に摂取しましょう。

 

 

水分摂取も忘れずに

 

血液の中の水分量が減ると、筋肉の動きが鈍くなります。

のどが渇く前にこまめに水分摂取しましょう。

 

 

妊娠するとさまざまな理由で足がつりやすくなります。

完全に予防することは難しいかもしれませんが、日々の生活を

少し意識するだけで症状を緩和することができます。