スタンフォードの自分を変える教室
2年ほど前に購入したもののなかなか読む時間がないと
言い訳にし、読めていなかった本を1週間かけてやっと
読み終えました。なんでもっと早く読まなかったんだろうと
思うほど引き込まれる面白い本でした(o^―^o)
タイトルは「スタンフォードの自分を変える教室
著者はケリー・マクゴニガルさん
スタンフォード大学の心理学者です。
本書では ・やる力・やらない力・望む力 を
意志力としてそれをコントロールする方法について解説してくれています。
本書をまとめてみました!
・やる力 前頭前皮質の上部左側の領域がつかさどっている。難しい仕事着手してやり続ける力
・やらない力 前頭前皮質の上部右側の領域がつかさどっている。衝動や欲求を感じてもすぐに流されないようにする力
・望む力 前頭前皮質の中央より少し下の領域がつかさどっている。目標や欲求などの望みを記録する力
意志力は体力と同じ様に使うと消費されていくそうです。
時間とともに消費されてしまうため、もし意志力が必要な何かを実行したいときは
なるべく朝早くに手をつけたほうがいい
空腹だと衝動に負けやすくなる
意志力が消費されるものであるが、回復することも可能
糖分を摂取することで血糖値をあげれば、意志力を回復させることができます。
血糖値が低いと、衝動に負けやすくなるということが研究によって
分かっているそうです。
しかしたくさん糖分をとればいいというわけないそうです。
急激に血糖値が上がったり下がったりしてしまうと糖分をきちんと
消費できなくなるそうです。血糖値は高いのに、意志力が低い状態に
なってしまうそうです。
そこで効果的なのが、時給制のあるエネルギーを与えてくれる食べ物を
摂取する事だそうです。血糖値を一定に保つためには「低血糖食」が
いいそうです。低血糖食とは、脂肪の少ないたんぱく質やナッツ類、豆類、食物繊維の豊富な穀物やシリアル、果物や野菜など、素材そのままで添加物が入っていない食品です。食生活を変えることで意志力はぐんと上がるそうです。
意志力は鍛える事ができる
意志力は筋肉と同じで使えば使うほど鍛えられるそうです。
目標を立てて実行したり、将来のヴィジョンを思い描いたりすることで、
着実に意志力は増強されていくそうです。
意志力を高める方法一つとして、瞑想が挙げられていました。
瞑想を行う事で注意力、集力、ストレス管理、衝動抑制、自己意識といった
自己コントロールのさまざまなスキル向上につながります。
意志力の限界は超えられる
意志力を使うと体に疲労がたまり、もう動けないと感じます
しかし実際には脳が勝手に限界と判断しただけであり、本当に意志力を
つかいきってしまったわけではないのです。
この仕組みがわかっていると、疲れているときでもそれを超えることができるようになります。疲労を感じても自分が思っている以上の意志力がまだ発揮できるようになるということです。