こころのたね🌱

マタニティブルーと上手に付き合う方法

 

マタニティブルーとは?!

 


マタニティブルーとは、妊娠中の女性や出産後の女性に見られる、情緒が不安定な状態のことです。

通常の場合、症状が続くのは10日から2週間程度で、自然とおさまることがほとんどだそう。
うつ病とは違い、一時的な心のトラブルであると考えられ、普通は、病院での治療を必要とせず、自然に好転するのを見守ります。

マタニティブルーという自覚がなく、後から「あの頃、私精神的に少しおかしかったかも」と気づく程度の人から、ヒステリックになったり、突然泣き出すなど、はっきりと症状がでる人まで、人それぞれです。

 

マタニティブルーになるとさまざまな症状が複数おこりえます。

妊娠や出産で喜ぶべき時期に、ブルーな気持ちになったり、イライラしたり、自分でも自分の気持ちが理解できずに、戸惑う女性も多いはずです。
しかし、誰にでもおこりうる一過性の心の変化ですので、自分を責めたりしないようにすることが大切です。

わたし自身、妊娠8ヶ月後半になり1.2週間ほど気持ちが不安定で、仕事から帰ってきては、旦那さんに強く当たってしまったり、急に悲しくなって大泣きしました。楽しく過ごしたい、家のことをもっと頑張りたいと思う気持ちと反対に、だんだん重くなり、思うように言うことがきかないことにイライラと悔しさが募り、劣等感にかられることが多くなりました。

そんな中で、仕事も忙しかったり眠れない日が増え、寝不足も続き心も身体もボロボロに。。。そんな時に支えになったのが旦那さんの存在です。わたしがイライラしてることに対し1つも文句言わず、話を聞いてくれたおかげでふとしたときから気持ちが収まったのです。後々、これがマタニティブルーなのかと気づきました。

マタニティブルーのもっとも大きな要因と考えられているのは、ホルモンバランスの変化です。

妊娠すると、妊娠を維持するためにエストロゲンプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌が増えはじめます。
さらに、臨月に入るとその分泌量は大量になります。

それが、出産を機に、急にそれらのホルモンの分泌がなくなり、かわってプロラクチンという母乳分泌のためのホルモンが増えます。

このような急激なホルモンバランスの変化は、お母さんの精神状態にも大きく影響をおよぼします。このことをしっかり理解し、妊娠中は思うように体と心がついてこなくても、諦めてしまうことが大切かもしれません。

無理して頑張ろうとするとさらに症状が悪化し、妊娠うつになってしまうことも。

 

ゆっくりできる範囲のことを少しずつ

行い、リラックスした気持ちで過ごしましょう。

赤ちゃんはお母さんの心の変化に敏感です。

リラックスをしていると赤ちゃんもリラックスします。お母さんが悲しんでいると赤ちゃんもそれを感じてしまうので、リラックスできる方法を自分でみつけ、無理せず過ごしましょう。